授業フォーカス :留学生が自分の目標と能力や、学習スタイル、自宅学習の時間などを考慮し、受講期間の相談ができます。ただし、3段階コースや4 段階コースから2 段階コースに変更するには、一定以上の成績が必要になります。この細かい「レベル分け学習」の特長は、すべてのレベルが毎学期開講することにより、学期途中でも、授業についていけない場合や、理解が足りない部分がある場合、必要な部分から再履修できるシステムです。このシステムによって、各クラスの留学生の日本語力が揃い、足りない部分の集中的な指導を受けられ、効率良く学習できます。
授業目標 : 特に初級教育に力を入れています。なぜならば、赤門会の教育方針に従い初級で、基礎を着実に積み上げてから進級すると、「読む・書く・話す・聞く」という総合的な日本語能力が飛躍的に、そしてバランスよく伸ばすことができるからです。また、基礎の定着が十分にできないまま進級してしまうと、伸び悩みや、限界を感じて諦めてしまう傾向が見られたからです。
カリキュラム : 初級クラスには3つのコースがあります。進級まで6ヶ月、比較的速いペースで進む2段階コース(初級1→初級2)。進級まで9ヶ月、復習を重ねながらゆっくり堅実に進む3段階コース(初級A→初級B→初級C)。進級まで1年、思うように日本語の習得ができない留学生や、外国語そのものが苦手な留学生のための4段階コース(入門1→入門2→初級B→初級C)です。
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